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女風SM講師が語る!安全にSMプレイを楽しむために知っておくべき4つのトラブル!

ここ数年、女性用風俗業界でもSMに特化した店舗ができるなど、盛り上がりを見せつつあるSM系のプレイについて。今回は「SMプレイに挑戦してみたい」と関心のある方に向けて、知っておいてほしいSMのリスクについて説明しています。気になる方は是非参考に読んでみてください。

このコラムは「女性用風俗トキメキ店」のオーナーセラピスト兼、女風SM講師をされているにっしーさんによる寄稿文になります。

目次

そもそもSMって?

SMは、サディズム(加虐嗜好)およびマゾヒズム(被虐嗜好)的な性的嗜好に基づいて行われる倒錯的プレイ全般、ないし同プレイを含む文化様式(サブカルチャー)群の総称である。加虐被虐性愛とも言う。

「SM」は、加虐嗜好の「サディズム」(sadism) と被虐嗜好の「マゾヒズム」 (masochism) を組み合わせたサドマゾキズム (sadomasochism) の略語。加虐嗜好者のことを「サディスト」(sadist) あるいは単に「S」、被虐嗜好者のことを「マゾヒスト」(masochist) あるいは単に「M」という。

*ウィキペディアから引用

おっ、おおぅ・・・言葉だけで見るとエグいな・・・
で、誤解を恐れずに言うと、そのイメージは正解です。痛くて怖くて酷いことするのがSMです。

でもそれで終わっちゃうと、もうそれはただの暴力行為なんですよね。その行為に意味を持たせるか待たせないかで意味合いが大きく変わる例えば快楽を伴わせたり、性癖の実現や感情を解放するとかってことです。同意のない一方的な加虐はただの暴力行為です!

SだのMだのって定義はナンセンス

何をもってSMとするかとか、どこまでがSMの範囲なのかというのは不明瞭です。というか人の数だけ答えがあります。人によってこれがSMだという認識は変わりますからね。例えば僕がSMじゃないと言っても、人によってはいやいやこれは立派なSMですよ、みたいな・・・。

同様に、なにをもってS気質とするかM気質という議論なんかもあったりするんですけど、これまたナンセンスなお話です。僕も含め、皆さんSの気分の時もあればMの気分の時もあるはずなので。まあそこはカテゴライズ好きな方々にお任せしておきましょう。

ただこのコラムを書く上でそのSだのMだのという言葉を使わざるを得ないことはご了承ください。ということで、SMを語り出すと答えのない性癖の迷宮に入ってしまうので、ここからは女風に関係することに絞っていきます。

女風とSMの相性

僕は前々からSMは女風との相性はいいと思っていたので、SMプレイも選択していただけるようなメニューを取り入れてきました。まあ、トキメキをオープンする前からSM界隈にいたし、経験もそこそこ積んできていたので、自然とそうなったというところはありますけどね。

比較的することが決まっている性感マッサージと比べてSMというのはとても多種多様です。提供の仕方、満足の形も様々です。そしてその多様性ゆえに、安全面についても気をつけなければいけないことが数多くあるというのを痛感しています。そんな僕が思う、昨今の女風におけるSMと安全面についてのお話です。

SM売りがブーム?

最近では女風とSMの相性に目をつけた店舗やセラピストがこぞってSM的なサービスを提供し始めています。SMと一言で言ってもソフトなものからハードなものまでいろいろあります。ハードなものに危険がつきまとうのは当然として、実はソフトと思われているプレイにも危険性はあります。

例えばスパンキングはソフトと思われがちですが、叩き方によっては腰骨を痛める。言葉責めも体こそ痛めませんが、トラウマになっている言葉を言われて病んでしまうなどがあるんですね。

とはいえ多くのユーザー様はそんなことは知らないわけで、セラピストの発信やプロフィールを見て人柄を想像し、信頼と期待をして依頼します。

自分を棚に上げて申し上げると・・・

セラピ側に知識や経験がないのに、一回講習を受けただけでお気軽に「僕SMできます!」という最近の風潮には警鐘をならしたいというのが本音。まあ僕もそのSM売りの一人ではあるし、まだまだ未熟なので、偉そうなことは言えないんですけど・・・。でもそんな僕が危うさを感じてしまう現状があります。

危なくないにしても、思いっきり期待はずれだったなんてこともあるようです。まあこれは双方のSMの価値観の違いなどもあるので、一概にセラピストが悪いと言うことではないんでしょうけど・・・。怖い思いとか怪我をするよりはいいのかなと思ったりもするし・・・。

とは言え、高いお金を払っているのに期待はずれだったなんて到底納得できるものではありませんよね。ましてや怪我したり後悔するなんてことになったら目も当てられない。

セラピストに丸投げは危険

まあ堅苦しい話は抜きにしても、セラピストに丸投げでなくてユーザー側もある程度、危険回避の知識をつけておいておいたほうがいいと思うんですよ。セラピスト選びに役立つし、遊びの幅が広がる。なにより自己防衛策にもなりますから。

何も知らないと、店舗やセラピストの言うことだけを基準に選ぶしかない。でも多くのセラピストは見栄や虚勢をはる。自信がないけど、なんて正直に言うはずもないです。だからそれが本当か嘘か、怪しいか怪しくないかを判断するためにも最低限の知識・情報は必要です。

*あくまで僕の個人的見解で、正解でも絶対でもありません。軽く参考にしていただけたらと思います。

代表的なSMプレイ

ざっくりと言って拘束、羞恥、打撃、快楽などのプレイがあります。ただこれで終わるわけもなく、それぞれのプレイでソフトからハードなものがある。そこからさらにS側とM側の嗜好や性癖によってすることが変わっていって・・・

とまあ無限にあるわけですよ。正直、最初は自分への向き不向き、何が好みかなんてわかるわけないと思います。

実際僕のところにくる方々もほとんどがそうです。興味はあるけどSMバーだと怖くて、とかM属性なのは自覚してるけど自分に何があっているかわからない、単純にめちゃくちゃにされたい、号泣したい、緊縛体験がしたい、などなど多種多様です。

よく聞く代表的なプレイとしては、スパンキングや言葉責め、拘束具やアダルトグッズ、緊縛、アナル関係といったところでしょうか。

事前にある程度はしたいことや希望、不安点や聞いておきたいことなどをまとめておくことをおすすめします。当日に決めようとすると緊張してて希望をうまく伝えられなかったり、不安点を聞くのを忘れてしまいがちなので。

代表的なトラブル

1.痕が残る

叩いたり拘束・噛んだり吸ったりしたらしたりすればどうしても痕はつきます。軽いプレイでも肌質によっては2~3日痕が残ったままなんてことはザラにあります。

セラピストとの逢瀬が終われば、みなさん日常に帰っていくわけで・・・、そこでアレ?ヤバ!ってなる。キスマークや噛み痕、緊縛好きさんは縄痕を愛でるのも楽しみの一つではありますが、隠せないところについてしまうとそりゃ困りますよね。本来ならセラピスト側から事前に説明しないといけないんですけど、言わなかったり忘れたりするセラピストもいるようなので要注意です。

2.NGワードを決めていない

「やめて」といわれてもやめないプレイってありますよね。被虐感がお好きな方には刺さるプレイ。「やめて」という言葉は興奮材料の一つになります。

でも本当にやめてほしい時に言っても、セラピスト側からしたら「もっとしてほしいということだね」という解釈になることもある。なので、この言葉を言ったら絶対やめるという言葉を決めておくことが大切。

たとえば「NG」とか「ヘルプ」とかの普段では使わないような言葉をあえて使うようにするとわかりやすくて良いかと思います。

3.神経障害

これは緊縛や激しめの拘束の時に起こりがちです。関節や体の硬さは人それぞれです。それぞれの人に合わせて緊縛・拘束する必要があります。でも特に緊縛において覚えたてとか合わせる技術をもっていないセラピストは一定のテンションで縛りがち。

さらに絶対に縄をかけてはいけない部分とかあるんですけど、そこまで気が回らなかったりするんですよ。で結果的に関節や神経を痛めてしまう。とくに上腕と手首は危険。緊縛事故で一番多いのがこの部分の神経を炒める神経麻痺です。これはプロの緊縛師さんでもやらかしてしまうような事故です。

一度痛めてしまうともう元には戻りません。そうならないためにも違和感や痺れを感じたらはっきりと伝えましょう。

4.双方が熱くなりすぎる

プレイが盛り上がってくると「もっと!もっと!」となるんですが、双方が高ぶったまま進めるのは危険です。どうしてもやりすぎちゃうんです。そうすると後日体が痛くなったり、ひどい痕がついているのに気づかなかったりする。

もちろんお互いが熱く求めあって「盛り上がったね〜」で終わるのが理想的ではあります。熱くならないというのは興奮に水をさすので理想とは真逆のことになりますが、後悔しないため頭の片隅にでも置いておいてください。
自我を失うくらいのプレイがしたいのであれば、冷静さを失わさそうなセラピストにお願いしておくとか、冷静さを失なわそうなセラピストを選ぶのも一つの手ではあります。

無理なら「無理」と言う勇気を持って

SMはただただ我慢して責めを受け続ける拷問ではないし、ただ従属することが美徳でもありません。ましてや女風サービスの一環としてならなおさらです。先述しましたが無理だと思ったらやめるようにしてください。

とはいえこれがぶっちゃけなかなかできない・・・。

無理と言ったらシラけるな、とか相手が怒るんじゃないかとか、元々は私が望んだことだしな、とか思ってしまうから。でもそれは遠慮しなくていいんですよ!こちらとしてもはっきり言ってくださったほうがありがたいです。

事故が怒るのは一瞬!そして事故ってしまったからでは遅い!!

カウンセリングはとても大切

初回は必ずカウンセリングをしっかりとしてください。あまり詳細にプレイ内容を詰めすぎると期待感やドキドキ感がなくなってしまうということもあるのでむつかしいところではあるんですけど・・・。

でも、最低限の確認や決め事などは必ずしておいてください。プレイが始まるとご本人はもちろんセラピスト側からもなかなか言いにくいし気がつきにくい。

部屋に入るなりいきなりプレイするというコースなどもありますが、その際はできることなら事前のメールなどで打ち合わせをしておいたほうが結果的には楽しめます。

SMプレイを楽しむために

なんだかんだと小賢しい注意喚起をしましたが、趣味嗜好に合い、安全面や衛生面に留意されたSMプレイというものは苦しいながらも心地よいものなんですよ。

日常では経験できないことや好奇心を満たすもの、秘めた願望の実現などなど・・・。
そこには貴女の求めていたものがあるかもしれないし、新しい自分の発見や未知の世界が広がっているかもしれない。

まずは女風を通じていろいろなSMの世界を安全に楽しんでいただきたいと思っております。

にっしー

SM性感「トキメキ」オーナー兼講師。女性の性の体質改善やお悩み相談に応えたり、中イキ体験やアドバイスSMは緊縛とソフトから本格的なプレイまで対応できる。女風歴6年目のベテランセラピスト。

在籍:SM性感「トキメキ」

身長:175cm

年齢:40代

血液型:B型

得意プレイ:もちろんSM

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