女性がレズ風俗ではなく、女性用風俗で働く理由?söpö repo名古屋のあおさんに聞いてみた!

女性用風俗でなぜ働くのか?今回は女風業界でも数少ない女性セラピストである『söpö repo』名古屋のあおさんにインタビューをしてきました。彼女のセクシャリティは?レズ風俗ではなくなぜ女性用風俗で働くのか?実際にどんな人が利用して、どんなプレイをするのか。気になる疑問を聞いてきました!是非気になる方は読んでみてください。

目次

セクシャリティについて

ーあおさんはセラピストになる前はどんな仕事を?

ずっと販売の仕事をしていて、今も兼業で続けています。普段はお菓子を売っています。

―セラピスト歴はどのくらいですか?

去年の6月からセラピストを始めました。別のお店で5か月働いたあと、ソポレポは11月からいるので、セラピスト歴はちょうど1年くらいです。

ーあおさんのセクシャリティは?

自分ではパンセクシャルだと認識しています。男女どっちも好きとか、女性のほうが好きとかではなく、性別に関わらずその人の人間性で好きになります。

―それはいつ頃気付いたんでしょうか?

最初に違和感を感じたのは、学生時代に女友達に彼氏ができ始めた頃。なんとも言えない、モヤっとした感情が沸いたことがきっかけです。当時はSNSやインターネットが今ほど普及してなかったので、そんなにちゃんと調べたりはしていなくて、執着心が強いだけかなって思ってました。

はっきりと自覚したのは2年くらい前です。身近な人が女風業界で働いているっていうことを知って、初めて女風のことを知ったのがきっかけ。そういう世界に興味がないわけじゃなかったのでいろいろ調べ始めて、そのなかで自分のセクシャリティについても自覚しました。

―自覚したときに、戸惑いはありましたか?

戸惑いよりも、納得が大きかったです。自分の感情がやっと言葉にできたなって感じでした。学生時代の気持ちも今思えば「あれって恋愛感情だったな」と理解できましたね。

女性がなぜ女風セラピストに?

 ー自分が利用者として楽しむ選択肢もあったかもしれないのですが、どうしてセラピストに?

最初から女風を利用することには惹かれなくて、働きたいっていう気持ちが前提にありました。利用者としてではなく、セラピストとしてこの業界に携わりたかったんです。

でも男性セラピストはどこでも募集しているのに、女性セラピストの募集をしているところはほとんどない。働きたい気持ちとは裏腹に、働ける場所がないことにずっともやもやしてましたね。

ー最初から女性同士を前提にしているレズ風俗なら、女性セラピストの求人もあると思うのですが、なぜ女性用風俗にこだわったのでしょうか?

もちろん選択肢としてレズ風俗も考えました。ただ、調べれば調べるほど女性用風俗のほうをやりたいっていう気持ちが強くなっていったので、変わらず女性用風俗の求人を探していましたね。

業界のことを調べていくなかで、女性用風俗のユーザーさんのツイートもたくさん見させていただいたんですけど、この業界を利用する方には私生活での悩みだけじゃなくて、セラピストとの間でも悩みや不満、不安を抱える女性が多いと感じたんです。私自身が女性だからこそ、そういう方の中和剤のような役割ができるんじゃないか、彼女たちの気持ちに寄り添えるんじゃないかと思って、働きたい気持ちがより強く固まりました。

ー実際に働き始めてどうでしたか?

女性セラピストという特性上安心していただけるのか、女風を始めたばかりの方や、男性セラピストともしものことがあったら…という不安を抱く方に来ていただくことが多く、それ自体は予想外ではありましたが、女風に関わるきっかけになれたのでは、と思うと嬉しいです。

女性客と女性セラピスト、実際どんなことをするの?

―利用されるコースはどんなコースが多いですか?

デートと施術の組み合わせが一番多いかもしれないです。デートで2時間、そのあと施術に入って2時間で、合計4〜5時間くらいが定番コースです。施術だけの方もいらっしゃるので、その場合は120分が多いですね。

―接客中はどんな雰囲気なんですか?

初めましてとは感じない親近感のある話しやすい友達。そのような言葉がしっくりくるかもしれません。安心するし、なんでも相談できると言われることが多いです!

話がはずみすぎて、新人の頃はいつ性感に入っていいのかつかめなかったこともあります(笑)。今はちゃんとお話でリラックスしてもらってそのあとも…という流れが作れるようになりました。

―さわやかな雰囲気なので、プレイ中が想像できないです。性感の時はどんなスタイルですか?

性感のときは、焦らしに一番力を入れています。オイルマッサージで入口を作ってフェザータッチを始めて、お客様の反応を見ながら焦らして焦らしてスイッチを入れていく。気持ちよくなっていただけると私も嬉しいので、お互いプレイに集中してあっという間に時間になってしまうということもありますね。

セラピストとして大切にしていることは?

お客様は大事な時間を使って会いに来てくれているので、お客様がその日求めていることをきちんと理解し、実現できるように努力することです。

それと、お客様との時間を私自身も目いっぱい楽しむということを大事にしています。

実はセラピストを始めたばかりの頃、自分自身が緊張してしまっていて、それがお客様に伝わってリラックスさせてあげられなかったことがあったんです。二人とも緊張していたら、楽しい時間は過ごせないですよね。それでは大事なお時間を使って来てくれているのに、失礼なことだと反省したんです。だから、お客様の思いをちゃんと伺える雰囲気作りと、自分自身の心持ちも大切だと感じています。

フェムケアを通して心身に寄り添えるセラピストに

―お店のHPにあるあおさんのブログで、フェムケアに興味があるという文章を読みました。なぜフェムケアについて学ぼうと?

働くなかでお客様から、性感で中イキしてみたいと言われたり、感じにくいという相談を受けることが増えてきたのがきっかけです。

質問された時にアドバイスをしていきたいし、基礎知識もちゃんとほしい、それにdmやデート利用で相談されたときに言葉でもちゃんと歩み寄りたい、どうすればそれができるのか調べていく中でフェムケアにたどり着きました。

私自身も年齢を重ねてくことで色々と体の変化を感じてることが増えたので、お客様の不安も共感できるんです。女風を利用するときに「私、臭い大丈夫かな?」と少しでも不安になってしまったら、性感に集中できなかったりします。

私との出会いが、そういった膣トレや膣ケアをちゃんと知るきっかけになったり、最終的に自分の体の成長につながるようなきっかけになれることが目標の1つでもあります。実践的な性感マッサージだけでなく知識も、必要に応じて寄り添えたら嬉しいなと思っています!

最後に女性の皆様へ

この女風という世界の主人公は女性の皆様です。

ここは心も身体も欲望も自由に解放できる場所であり、貴女が貴女の為に用意した自由時間なのですから、何よりも楽しんで過ごしてもらいたいと思っています。

その時間の中で、心のことも体のことも、悩むことやわからない事も出てくると思います。男性セラピストの方には聞きづらい事も、女性セラピストである私なら、もしかしたら皆様に寄り添うことができるのではないでしょうか。

どんな小さなことでも、受け止めます。皆様にとって、女風を利用する時間が素晴らしい時間となりますように。皆様が笑顔でいられますように。

これからも女風の世界で皆様の笑顔が増えるお力添えをさせてください。

朗らかな受け答えと、フラットに目線をあわせてくれる姿勢で、心地良い空間を取材でも作ってくれたあおさん。女性の心身について、より理解を深めていきたいという思いにも、彼女の女風に向き合う熱い気持ちがうかがえました。人に言えない悩みだったり、性感に興味あるけど勇気がない。そんな方にはあおさんが安心!あなたの勇気を大きな優しさで受け止めてくれるあたたかいセラピストさんです!

あお

フェムテックアンバサダーであり、女風業界数少ない女性セラピストの一人。

在籍:söpö repo

身長:158cm

年齢:34歳

体重:55kg

好物:コーヒーとチョコレート

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