本でひも解く女性用風俗〜おすすめの女性用風俗の本６選〜

「⼥性⽤⾵俗について知りたい！」 近年多くの⼥性が利⽤しつつある⼥性⽤⾵俗。このサービスの実態を知りたく て、⽇々多くの⼥性がインターネットで検索をしているのではないでしょうか。 WEB 上でもたくさん情報が⾶び交っている⼥性⽤⾵俗ですが、実は書籍として 1 つの形にして濃密な情報を発信している⽅々が多く存在しています。

今回は、⼥性⽤⾵俗について書かれている本をハンドブック・インタビュ ー形式・セラピスト⽬線・利⽤者⽬線・漫画・⼩説のジャンル別で６作品を紹介していきます。それぞれの視点で綴られた筆者たちの思いを感じ ていただければと思います。

『誰も教えてくれない ⼥性⽤⾵俗ハンドブック』 マニアックラブ研究会

誰も教えてくれない 女性用風俗ハンドブック (SANWA MOOK ライト・マニアッ ク・ガイドシリーズ 17) | マニアックラブ研究会, 七保志天十, 蒼井遊美, きれかわ, 山本モト, うすべに桜子, ナユザキナツミ, 千葉朝日 |本 | 通販 | Amazon

マニアックラブ研究会は、学校では教えてくれないけど知るとためになるアダルトな情報をイラストや図を⽤いて分かりやすく解説してくれています。 ⼥性⽤⾵俗の歴史・種類・楽しみ⽅・気を付けるべきことなどなど、”⼥性⽤⾵俗について興味のある⼈が知りたいこと”がこの 1 冊に詰まっています。 「⼥性⽤⾵俗ってなに？」「これから利⽤するかもしれないから知りたい！」 と考えている⼥性⽤⾵俗初⼼者の⼊⾨書としておすすめの１冊となります。

『⼥性専⽤: 快感と癒しを「⾵俗」で買う⼥たち』 ハラショー 徳間書店

女性専用: 快感と癒しを「風俗」で買う女たち | ハラショー |本 | 通販 | Amazon

⼥性⽤⾵俗が注⽬を浴びるようになった歴史とともに、⼥性⽤⾵俗体験者の⽣活背景や、利⽤にいたるまでの⼼境、そして利⽤後の⼼の変化に焦点を当てて取材形式で解説されています。イラストは少ないですが、⽂字による⼥性体験者の真剣な悩み、そして⼥性⽤⾵俗に対する考えが書かれています。第三者の取材形式なので、より⼥性⽤⾵俗を客観的に捉えられており、フラットな視点で読み進めていくことができます。“⼥性⽤⾵俗の現実”をより掘り下げて、この世界の核⼼に近づきたい⽅は必読の１冊となります。

『「⼥性向け⾵俗」の現場 彼⼥たちは何を求めているのか?』 柾⽊寛 光⽂社

「女性向け風俗」の現場 彼女たちは何を求めているのか? (光文社新書) | 柾 木 寛 |本 | 通販 | Amazon

著者である柾⽊寛さんは、⼥性⽤⾵俗店を運営する施術歴６年の現役セラピストです。”たくさんの⼥性と⾝体と向き合う中で、性的に満たされている⼥性が極めて少ないことを知り、⼥性の性に対する男性の間違った理解・男⼥のすれ違いを改善するお役に⽴てたら”という想いで執筆に⾄ったとのことです。⼥性⽤⾵俗の経験から⾒えた、多岐にわたる⼥性の性の悩みを中⼼に、⼥性⽤⾵俗セラピストとして感じた想いを綴っています。実際に多くの⼥性と⾝体を重ねた⼈にしか感じることのできない、セラピストならではの視点で世の男性に知ってほしい”⼥性の性”について書かれており、⼥性と真剣に向き合うセラピストの考えを知りたい⼈にはおすすめの１冊となります。

『⼥性向け⾵俗ユーザーの 50 代主婦が批判覚悟で 2 年前の私に 伝えたいこと: あなたに⼤切なのはこれだった』 ５０からのつぶやき

女性向け風俗ユーザーの 50 代主婦が批判覚悟で 2 年前の私に伝えたいこと: あなたに大切なのはこれだった | 50 からのつぶやき | アダルト | Kindle ストア | Amazon

⼀⼈の⼥性が⼥性⽤⾵俗を知り、利⽤して卒業するまでのストーリーを⼥性⾃⾝が⾚裸々に語っています。”２年前の⼥性向け⾵俗を検索した私”に向けた過去の⾃分へのメッセージから始まるこの本には、楽しいことも、⾟いことも含めて「私は今案外楽しく⽣きている」と前向きな気持ちになるという想いが込められています。様々なセラピストを体験して感じたことや、SNS に対する考え、 そして⼥⾵⼥⼦会に対して思うことなど、多数のユーザーさんが気になることについても触れられています。⼥⾵ユーザー⾃⾝が批判覚悟で明かす⼥性⽤⾵俗への想いを知りたい⽅にはおすすめの１冊です。

『私が⼥性⽤⾵俗を利⽤した結果。』⾳咲椿 ぶんか社

私が女性用風俗を利用した結果。（分冊版）【第 1 話】 (マンガよもんが) | 音 咲椿 | マンガ | Kindle ストア | Amazon

漫画家である⾳咲椿さん⾃⾝が⼥性⽤⾵俗を利⽤し、その体験談が漫画で紹介されています。イラストがポップで⾒やすく、かつ⼥性の性の悩みについて、その⼼境とともに分かりやすく描かれています。利⽤するまでの経緯、そして利⽤後の感想も漫画で⾒やすくなっていますので、⽂字より絵で、そして漫画で⼥性⽤⾵俗体験談を読みたい⽅にはおすすめです。

『娼年』 ⽯⽥⾐良 集英社⽂庫

娼年 娼年シリーズ (集英社文庫) | 石田衣良 | 日本の小説・文芸 | Kindle ストア | Amazon

この作品はもしかしたらみなさんご存じかもしれません。松坂桃李さん主演で映画化もされ話題となった書籍です。”⼥性なんてつまらない。”世の中すべてつまらないと感じている２０歳の⻘年リョウが、とあるきっかけで⾼級デートクラブで男娼として働き始めます。そこで出会った⼥性たちとの⼼のやり取りを通して、 そこから⾒えてきた⼥性という”性”を感受し１⼈の男として成⻑していく物語です。内容が⼥性⽤⾵俗の業種と⾮常に似ており、⼥性の、そして主⼈公⾃⾝の⼈間の核に迫っていくストーリーとなります。１つの作品として、⼥性⽤⾵俗を知りたい⽅にはおすすめの１冊となります。また、本作品には続編もありますので、続きが気になった⽅にはそちらもおすすめです。

以上、各視点から⾒た”⼥性⽤⾵俗”についての本を６冊紹介しました。 中には興味のある本もあったのではないでしょうか。 様々な⾓度から⾒えるこの世界をぜひみなさんにも知っていただければ幸いです。