女性用風俗歴4年のヒメゴト東京 『ミサキの世界観』
本日ご紹介するセラピストは、女風業界歴4年のヒメゴト東京の店長兼、SMで有名な現役セラピストであるミサキがFEMTASYに登場。彼のセラピストになるきっかけから、意外な彼の本業について、そして今後の行末まで独占インタビューさせて頂きました。是非一度読んでみてください。
セラピストになったきっかけは?
ーどうして女風セラピストになったんですか?
自分はもともと深夜帯にSMバーで働いていたのですが、色々あってそのお店は深夜の営業ができなくなり、自分はそこを辞めなければならなくなってしまったんです。
それでもSMに少しでも触れていられる場所はないかと探していた時に、ゴールデン街の友人から女性用風俗の存在を教えてもらい、これは自分に丁度良いかもしれないと思いすぐにネットで求人を探しました。自分は本業も毎日あるのでフレキシブルに働ける女風の労働形態も有り難かったです。
って、この質問をされた時はいつもこんな感じに答えているのですが、実はこれは半分嘘なんです。自分の経歴については本当なんですけど、動機は全く別にあります。話すと長くなるのですが、簡単に言うと自分を嫌いになりたくてこの仕事を始めました。本当は自分はホストになるつもりだったんです。
でも本業との兼ね合いで時間帯が合わなくて、似たような仕事である女性用風俗の存在を知って、これなら本業を続けながらでもできる仕事だったので、まあこれでもいいかって気持ちでこの仕事を始めました。
ーセラピスト歴は何年ですか?
セラピスト歴はもう4年目になります。来年の3月で5年目になります。こんなに続ける事ができたことには自分でも驚いています。応援して下さる皆様のお陰でどうにかここまで続けることができているんだと思います。
本業がまさかの〇〇!!
ー本業は何をやられてるんですか?
本業は学習塾を経営をしていて、塾長として自分も毎日授業に立っています。小学生から高校生までが対象なのですが、高校生には数学と基礎的な英語しか教えられないので、主に中学生がメインですね。各教科の従業員もいますが、5教科分の知識量を一人で担うつもりでやっています。
生徒には国数英理社の学校の先生を合体させたら俺になるから何でも頼れと豪語しています。頼られることが好きというか、生き甲斐みたいな感じなので、あいつらに頼られる為ならけっこうなんでも頑張ります。なのに塾ではイジられキャラなんです…。
お客様はどんな方が多い?
ーミサキさんをご利用されるお客さんはどんな方が多いんですか?
やっぱりSMをしたいという方が多いですかね。でも玄人の方ばかりというわけではなくて、SMっていうものを体験してみたいとか、がっつりじゃなくてもSMっぽいことが好きとか、そういうSMに対する好奇心を持ったお客様が多いです。デートよりも性感に寄ったお客様が多いと思います。
デートの時は自分がお酒好きなので一緒に飲みに出かける事が多いですね。ディズニーや旅行などにも連れて行って頂いたこともありますが、やっぱり最終的には帰ってがっつり性感してます。
どこでも何でも性感があるなら自分は楽しいですし、どんなご利用の仕方でも自分は喜んでお供致します。
ヒメゴトに一途なミサキ
ーミサキさんってずっとヒメゴト東京に在籍してますよね?
自分でもこんなに長くいるとは思っていませんでした。何度か辞めようかと悩んだ事がありますし、正直今現在もそろそろ辞めてもいいんじゃないかって思ってます。笑
移籍は過去に一度悩んだことがありますし、移籍したいとオーナーに直接話した事もあります。ちなみに4年もいると引き抜きの話もありましたね。
でも、結局ヒメゴト東京っていう場所が居心地良くて、最終的に思い留まるんですよね。
辞めようと思った時は、自分を慕ってくれるお客様のことを考えて踏み止まったところが大きいですが、移籍しようか悩んだときはオーナーの顔が浮かんで思い留まりました。直接はなかなか言えないですけどぶっちゃけ、オーナーが好きなんですよね。
生意気なんですが、自分がいなくなってオーナーが困るなら、それはなんか俺も嫌だなって。ならもうちょっとここで頑張ろうと思って気づいたら4年も経ってました。別に物凄い大恩があるとか、そういう訳でもないんですけど、なんとなくオーナーの元で働いてるのは居心地がよくて。笑
きっと好きにしたらいいよ。って止めるような人でもないから、結局は俺があの人の近くで働いていたいんだと思います。
オーナーから学んだこと
ーミサキさんが好きになるオーナーってどんな方ですか?
自分もよくわかってないんですけど、自分に見せてくれる面だけで言えば、あの人は黒くて面白くて謙虚なイケおじですね。
自分がしょーもない話をしても、ちょっとオーナーをイジったりしても、笑ってその場を楽しんでくれていますし、何より本当に謙虚なんですよね。
あの人は自分に対して一回も偉そうな態度をとったことはないですし、むしろこれはちょっと俺が悪かったなって出来事があったときでも、何故か村上さんからすいませんってラインが来たりするんですよ。自分もすぐ、こちらこそすみませんでしたって返すんですけど、なんでこの人はいつもこんなに謙虚なんだろうって不思議なくらいです。
自分はもうヒメゴトに4年もいますけど、オーナーが嫌な顔をしたところすら見たことがないです。だいたいのことは「いいんだよ。そんなもんだよ。」って笑って流しちゃうんですよね。
あとたまにご飯や飲みに連れて行って頂くんですけど、以前バーで二人で飲んでたときにバーテンさんから「お二人はどういうご関係なんですか?」って聞かれて、自分は「上司と部下です」って答えたんですけど、オーナーはそれがなんか嫌だったみたいで「上司と部下っていうか一緒のことやってる仲間だよ」って言ってへらへら笑ってたんです。
あの人はそういう感じの人なんですよね。どう考えても上司と部下なのに。笑
それと俺がよく突拍子もない提案をしたり、急に変な方針を作ったりするんですけど、オーナーはいつも「それ面白いね!やろうよ!」って言って乗ってきてくれるんですよね。
ディズニーの創業者か?って思うくらい。
面白いことに貪欲というか、面白ければそれでいいみたいな感じなんです。そういうところがめちゃくちゃ好きです。俺も同じタイプの人間なので。
そういった事を感じていられるこの環境は、セラピストの仕事の中にも活かされてるんじゃないかと思います。自分もお客様にとってもそんな存在、そんな居場所でありたいと思っております。
セラピスト兼店長
ー店長になった経緯を教えてください。
経緯ですか…。特に経緯と呼べるほどの経緯はなかったと思います。ご飯食べに行きましょうと誘って頂いて、ついて行ったらその場で店長やってくれないかと言われました。正直自分は副業でセラピストをやっている身なので店長なんて目立つような事やりたくなかったし、実はその日セラピストとしての仕事を減らして行きたいっていう話をしようと思っていたのですが、ご飯食べてお酒飲んで気づいたら店長になる事に同意していました。
オーナーが頼ってくれるなら頑張ろうかなみたいな。笑
いつも自分に本業がある事は考慮してお話してくれるので、後悔とかは全然ないんですけど、むしろ今は店長としてヒメゴトにどう役に立てるのかが心配というか不安ですね。やっぱり本業で忙しかったりすると、女風の事はお客様のことを考えるので精一杯になってしまうので。
正直店長業というものをしっかりこなせている気はしません。引き受けたからにはちゃんとやりたいんですけど、今後どうしていくかについてはオーナーとよく相談して考えていくつもりです。
店長としての想い
ーミサキ店長の想いをお聞かせください。
そうですね。今はもっと仲間がほしいですかね。面白いセラピストが沢山いたらお店としてももっと面白くなると思うので。やっぱりどうせやるならオーナーと一緒に自分も面白いことがしたいです。何が面白くて何が下らないかについてはこれからも良く考えていこうと思います。あと今いる仲間のことをもっと知りたいですね。ヒメゴトのみんなの思う面白くてスケベな事も色々聞いて行きたいです。
もう一つは自分がいなくなってもいいようになりたいですかね。本音を言えば自分が辞めようが移籍しようがヒメゴトが全く困らないような状態にして、もう自分は好き勝手したいです。まあ今でもだいぶ好き勝手やらせてもらってると思いますが、私わがままなので、もっともっと好き勝手してたいのです。まあ好き勝手やった結果またここに戻ってくるかもしれませんが。
女性の皆様へ
ー最後にメッセージをお願いします。
どうも妖怪マタナメことみさきと申します。主にSMなどであなた方に尽くさせて頂きまして、もう4年が経ちました。4年もこの仕事を続けていますと、よく皆様からはベテランだなどと言って頂けますが、自分としてはまだまだ、たかが4年しか働いていない、新人とさほど変わらない立場の人間だと思っています。まだまだ学ぶべき事も新しい発見も、お客様に気づかされる事も多いです。それでも少しずつ積み重ねて、この4年で少しは信頼の頂けるセラピストになれたのではないかと思っております。
もしあなた方が何か性や心について困ったときに、拠り所になれるような、頼りにできるようなセラピストになれるよう日々研鑽して参りますので、私がこの世界に身を置く限りはどうぞ今後も宜しくお願い致します。
ーありがとうございました。
ありがとうございました!
SMと言ったらミサキさん。そんなミサキさんと話して感じたのは、見えない信頼関係という名の深い想いでした。今回の記事でも常に遊び心あるエンターテイナーミサキさんの陰には女風界のウォルトディズニーがいるとは!
見た目の奇抜な格好とは裏腹にお客様に対する誠実さや、女風で出逢った人達との深い縁を大切にしている。そんな愛情こそが、彼が多くのお客さんに支持される所以ではないでしょうか。