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女風利用は浮気なのか?女風セラピスト歴5年で見てきた既婚者女性の心情

物事の判断は白と黒でしか分かることは出来ないのだろうか・・・
どこからが浮気で、どこまでなら浮気ではないのか
誰でも一度くらいは飲みの席やらでこんなテーマでひと盛り上がりした経験はないだろうか?

『2人で食事はもう浮気!』や『連絡取り合っている時点でアウト!』と、その心の浮つきを指摘する人もいれば『でも風俗は浮気じゃないでしょ!』と、男性がプロ相手ならば浮気ではない・・・

と書きたいところだけど今現在において”それ”はもはや男性だけの”拠りどころ”ではなくなっているのはご存じだろうか?
パートナー(旦那さん、彼氏さん)を持ちながら、女風を利用する女性は非常に多い。
各々の倫理観(道徳観)によってオセロのように白か黒の2色でハッキリ色分けされてしまいそうな女風や婚外といった人間模様。

しかし、人生には”グレー(ゾーン)”のようなアスファルトがなければうまく歩んで行けない時がある。
ここで白黒(善悪)なんて問うつもりは毛頭ない。

女風を利用するにあたり、パートナーがいらっしゃる方はこれは”プロへの委託”だと自分自身を時間を掛けて説得し納得させて来られる場合も数多くある。昨今、世間では”代行”と名のつくサービスが数多く存在し重宝されているが、ある意味”プロへの委託”や”外注”とも捉えられる点では女風もその類にカテゴライズされてもおかしくはないのではないかと個人的には感じている。

プロではなく素人との出会いでいえばマッチングアプリが今の主流であり、既婚者同士のマッチングアプリなんかも流行っていると人伝に聞く。

既婚者という同じ立場で”秘密の関係”を厳守するという責任を同じ熱量で共有し合える点や、夫婦間での身近な人には言えない繊細な問題などをお互いに相談したり、その他の欠けたピースを補い合えるのなら重宝されるのも頷ける。

アプリではなく女風を選択した女性に話を聞くと、選択肢の中にはアプリも入ってはいたけれど、やはり”素人”との一対一では自分の身に何が起こるかわからない不安があったり、対素人ではやっと時間をかけて説得し外に気持ちを向けることを納得させ、気が変わらないように真空パックに入れたはずのその覚悟に『それは浮気では?不倫では?』と罪悪感という空気が入り込んでしまい、覚悟が変色し行動に移せなくさせるみたいだ。

決して夫婦関係を壊したいわけではない。
というよりも家族関係を壊したいわけではない。という女性の声を聞いてきた。

家族関係を継続する為に”その秘密”が必要なことを、僕はセラピスト活動を通じて肌で感じ心に深く刻まれることになった。大事件や決定的な何かがあってそこに至るというよりも、日々の些細な出来事の積み重ねがいつか女性を確かな覚悟と大きな決断へと向かわせているのだろう。

罪悪感との交渉を成立させて『さようなら』と罪悪感に背を向け歩き出す。
例え夫婦関係が破綻していたとしても、家族関係は保たねばならないという各々の事情や思い。
パートナーがいる女性が女風やマッチングアプリへ目を向けざるを得ない現実があることを、僕たち男性陣は目を逸らしてはならない。

そして、女風や婚外の事実を共有しようと信頼している近しい人に告げて受け入れてくれる人もいれば、その価値観の違いから『それって”浮気(不倫)”だよ!』『それって相手が可哀想じゃない?』と黒と判定されてしまうこともあるだろう。

共有したい気持ちは言いたがりなわけでないし、誰にも言えない秘密を言ったのは、いや言えたのは他に言える相手がいなかったからで、自分のしていることが何なのかくらいはわかっているし、善し悪しを聞きたかったわけではないわけで、じゃあ何でそれを言ったかといえばはっきりとはわからないけど、

ちょっとだけそれについて話せる相手が欲しかったってことかもしれない。
正論という逃れられない弾丸で心臓を撃ち抜かれたてしまった。

『じゃあ、私は一体どうすればいい?』

秘密の中で嬉しいことや楽しいことがあったら当事者同士だけでも幸せなんだけど、少し誰かに話したりしたくなるって気持ちあるよね、きっと。

その秘密の関係が自分の心をチャージしてくれるから、また日常の定位置へ戻ることが出来る。

何事もないような顔して日常の定位置に着き”いつも”をこなすことが出来る。
相手を家族を騙しているわけではない。
円滑に日常をまわす為に秘密として自分の中に仕舞うことが現状では最善なんだ。

『あぁ、女風行きたい』
『あぁ、浮気や不倫したい』って
突然の発作みたいな衝動なのだろうか?

その行動ではなくその経緯に着目して欲しい。
あなたが今していることは“しちゃいけないこと”ではない。
“していいこと”なのか?
僕の中でしっくり来る言葉は“なきゃいけないこと”なのかなって。

善し悪しで判断するんじゃなく必要ってこと。
必要なことに白とか黒とか付けなくていい。
生きていれば一つや二つくらいは墓場まで持って行く秘密はあるものだ。

そのグレーを灰になるまで持って行く。

この記事を書いた人

エイタ

老舗女性用風俗ストロベリーボーイズ東京の人気セラピストであり、ベテランセラピストでもあるエイタ。彼のファッション性やフィルム越しの世界観は多くの人を魅了する。

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