大人の女性用風俗『3040』代表、元東京秘密基地社長”一条はじめ”の軌跡

女風業界にいると ”一条はじめ” という名前を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。今回は彼の女風に入る前の出来事から、東京秘密基地との出会い。そして、社長就任から独立までの話を独占取材してきました。この記事を読むことで、彼の魅力から人間性全てが見えてくると思います。是非、気になる方は最後まで読んでみてください。

目次

女風を始めたきっかけ

ー女風に出逢ったきっかけは何ですか?

事業に失敗して借金を1,500万負ってしまい、明日食べるお金もなく戸惑っていた際に『高収入』の仕事を色々調べた結果『女性用風俗』業界に辿り着き東京秘密基地に出逢いました。

当時まだ一店舗しかなかった東京秘密基地本店に入店し、約10ヶ月間セラピストとして活動しました。3ヶ月目にはセラピスト活動と並行して、セラピスト面接、セラピストへの講習など内部の仕事に関わり出し、裏方業と並行してセラピストをしている期間の方が長く、電話受付もしていたので、すごく忙しかったですが楽しかったですね!

ーそのころから人気だったんですか?

全然でしたよ!当時全く売れないセラピストだったんです。笑
同期の中でも遅咲きタイプで、そんな私を見兼ねて、講習など内部の仕事に携わることによってお客様対応時以外の時間帯に、時給なり収入が発生することで多少の稼ぎになるからと考えて下さった和宮良会長の優しさがきっかけで裏方業をさせて頂きました。

ー意外でした!そんな時期があったんですね。

そうですね。当時から秘密基地は、会社としてしっかりした組織だったので、しっかり誠実に向き合おう!そんな真面目さから、デビューしたばかりの時はお客様の前でも律儀な雰囲気といいますか、業務感が強い接客をしていて全く支持されませんでした。笑

女性心理を楽しくTikTokで発信中のはじめ代表

ーセラピストとしてのターニングポイントはどこだったんです?

試行錯誤接客をしていく中で、お酒を最初から飲まれているお客様との出逢いですね。フランクに普段通りのスタイルで接客してみよう!と自然な接客をしたことでリピートを頂くようになり、お客様との距離感をつかみ2ヶ月後には予約が埋まるセラピストになりました。

そこから、女性が素直になれる接客、技術だけでなく女性心理なども深く深く勉強するようになりました。

社長になるまでの軌跡

ー社長になるまでのエピソードを教えてください。

最初は売れないセラピストでしたが、会長の側でサポートをするチャンスをいただき、徐々に運営側を学び始め、内勤業にも本格的に向き合うようになりました。

当時はFC化にあたり和宮良会長も組織の強化、構築に意識高く現場で動かれていて、外部から優秀な人材を何名か集め、店長候補となるスタッフも沢山いたのですが、その中から店長に選んで頂き、和宮良(元社長)が会長になられるタイミングで社長に任命していただきました。

今振り返って思うことは、女性の窓口でもある内勤業の大切さを、和宮良会長こそ1番理解されていて、内勤として実直に向き合っていた姿を見てくださっていたのではないかな。と感じています。

ー社長として具体的にはどんな活動をされていたんですか?

秘密基地の講習責任者として講習組織のとりまとめ、後は主に直営店である本店の管理がメインとなります。

講習責任者としては、自分ができることが必ずしも他の人ができることとは限らない。何を教えるか以上に、伝え方が大切だったり、技術はマニュアル化できませんが、その上で組織として講習内容は常にブラッシュアップしてよりよい講習環境作りに努めてきました。

人数も多かったため、私も講師として成長しやすい環境だったなと感じています。

また本店の業務としてきたこととしては、本店は平均で150〜180名セラピストが在籍しているのですが、月1個人面談を全員としていました。

ー150名以上と個人面談ってすごいですね!

セラピストとの交流を大切にするはじめ代表

セラピスト1人1人をサポートするこの時間は私にとってセラピストの改善点や、悩みを聞いたり、その上で成長を共に分かち合える時間でもあるので、業務の中でも好きな時間だったかもしれません!

ー1番大変だったことは?

1番大変だったのは内勤管理になります。笑
内勤は簡単に替えが見つからない業務です。すぐにできる仕事ではありませんので、未経験から業務を教え、辞めないで居続けてもらうことも大切になってきます。

内勤のセンスがあるスタッフには居続けてもらえるよう環境をサポート。社員化は一つのハードルでもあるので、上層部に自ら投げ続け、彼らを社員化、昇給などで優遇してもらえるように話したり、受付事務所には1番居ることもあり、話しやすい関係性を作ったり、無意識的な部分になりますが、内勤さんを大切にすることもとても意識してきた社長業務になります。

受付のレベルはお店のレベル』

電話の声からわかること、予約頻度から見えるセラピストや女性の気持ちの変化。レスポンスの速さ。ただ業務をする以上に察したり、フォローしたり、セラピスト以上に人となりが重要なポジションだと感じています。

本店は老舗秘密基地の土台であり、社長として関わらせていただけた事に感謝しています。また独立したいという感情を汲み取ってくださり、承諾してくださった会長には感謝しかありません。

社長から創業者へ

東京秘密基地は一店舗から始まった老舗女性用風俗店です。しかしながら今や秘密基地のイメージは業界全体の認知、そして大きな組織だからできることとできない事、個人感情だけでは組織を動かすことができない実情があります。

それだけ守らなければいけない人や環境が多くあります。そしてそれは東京秘密基地だけに限ったことではありません。業界全体に影響する責任、広告心理や採算性を考えたり、TOPの立ち位置にいかないと見えない世界というものがあります。そしてその上の世界もまたあるのだと感じています。
見えない部分で業界を支えている人達がいます。

東京秘密基地をより良い組織として常に成長させていく。そんな感情は、気づけば業界の底上げに僕が出来ることとは。そんな思いで数年間仕事をしてく中で、改めて独立。そんな感情が芽生えました。

ー当初から独立は考えてました?

セラピストの応募をした時から独立願望が強く、昔から人の下で働く事がとても苦手な人間でした。飲食時代から人に雇われて働くより自分で決断していきたい。独立願望、野望心って男性なら常にもっているものだと思います。

そんな私が人の下で働けたのは和宮良会長だったから。それだけ尊敬する最高の上司であり、恩人です。

そしてこれからは今以上に誰かの手を差し伸べる側に。

新店舗3040について

ーなぜ在籍セラピストを30〜40代メインに?

東京秘密基地を利用されるお客様や新規の問い合わせの中で、もう少し年齢層の高い大人なセラピストはいないか?と希望するお客様の声を、沢山聞いてきて需要を強く感じたことが大きな理由にあります。今でこそ若くてイケメン揃いのイメージがある東京秘密基地ですが、そのイメージを創り上げる上で一定の年齢制限や20代をメインとした東京秘密基地らしさを尊重した採用基準があります。
その中で3040では東京秘密基地とは異なる年齢層である30〜40代の大人な男性を揃え、より女性にもコンセプトが伝わりやすいように、3040(サンマルヨンマル)という店舗名にしました!

ーシンプルでいいですね!

年齢だけで区切るわけではなく、あくまで3040らしさを創り上げるための一定基準を持って採用しています。大人っぽいと言われる、年上男性らしい魅力や色気を兼ね備えた男性かを重きにおいています。

女性の選べる選択肢の一つとして、品質の高い大人らしさ。を創り上げていきたいと思います!

女性の皆様へ

秘密基地から独立。驚かれた方もいるかもしれませんが、女性用風俗の世界に出逢った時から変わらず、女性にとって利用してよかった!その一言を多く見いだせる店舗にしていきます。裏側で全力で向き合っていきますので新店舗3040をどうぞ宜しくお願いいたします。

ーありがとうございました!
ありがとうございました!

いつもYouTubeやメディアで出演されておりキラキラしたイメージでした。しかし、その背景ではセラピスト一人一人と密にコミュニケーションを測ったり、内勤が働きやすい環境を整えたりと、我々が見えない動きの部分にこそ彼の本当の凄さを感じました。今後の3040がどんな世界を見せてくれるのか、彼の女風物語第二章がここからスタートする。

一条はじめ

はじめましてはじめです!東京秘密基地の元代表。講師として性の技術/改善/開発を男性に伝授するお仕事をしています。

在籍:3040

身長:170cm

年齢:35歳

血液型:B型

格言:『乳B責めは肘からはじめてください』

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